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玄箱HGをKernel 2.6で動かす

Genbako kernel collectionのファイルを元に玄箱HG Debian/GNU Linux (Sarge)の環境でKernel2.6を玄箱HGで自己コンパイルして,動作させる方法を紹介します。

なおここでは,危険な玄箱のFLASH ROM書き換えは行いません。
また,玄箱HG Debian化については下記の参考サイトを参考にしてください。

開発環境の準備

玄箱HGでパッケージのコンパイルをしたことがない場合は,少なくとも以下のパッケージが必要です。

# apt-get install build-essential fakeroot devscripts

また,次のパッケージがKernelの.config編集に必要です。

# apt-get install libncurses5-dev

必要なファイル

Kernel本体−linux-2.6.15.6.tar.bz2/linux-2.6.15.6.tar.gz
Ring Server Projectのページより画面右上のTENBIN(近いサーバ優先)またはDNS Balance(空いているサーバ優先)を選ぶ。
HTTPなら/archives/linux/kernel.org, FTPなら/pub/linux/kernel.orgにwww.kernel.orgのミラーがおいてあります。
パッチファイル
Genbako kernel collectionよりダウンロードしてください。
[kernel 2.6.15.4用]

Kernel 2.6作成の手順

Tar ballを展開し,パッチを当てる。このパッチファイル内の2.6.15.4という文字列は,すべて2.6.15.6に置換しておいておくこと。パッチを当てるときにエラーがでます。

$ tar jxvf linux-2.6.15.6.tar.bz2 # bz2の場合
$ tar zxvf linux-2.6.15.6.tar.gz # gzの場合
$ patch -Np0 < kurobox-sources-2.6.15.patch

.configの作成をします。ncursesを利用して.configを設定します。iptablesを利用可能にするためにはNetfilter関連をモジュールにて作成する必要があります。

$ cd linux-2.6.15.6
$ cp config_kuroboxhg .config
$ make oldconfig
$ make menuconfig

カーネル,モジュールをコンパイルする。玄箱HGでコンパイルするとそれぞれ40〜50分くらいコンパイル時間がかかります。

$ make vmlinux
$ make modules

カーネル,モジュールのインストール・設定,再起動

$ sudo objcopy -O binary vmlinux /boot/vmlinux.bin
$ sudo cp System.map /boot/
$ sudo make modules_install
$ sudo reboot

再起動後のdmesgのメッセージの最初で2.6Kernelが動いているのが確認できればカーネルインストールは完了です。

参考サイト


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