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更新日:2022/4/8

携快電話ZERO インストールトラブル

自作機のWindows Vista SP1に携快電話ZEROと付属ドライバをインストールしたときに,発生したトラブルの記録です。

作成日 2008年10月3日(金)


トラブル内容

通常ユーザで携快電話ZEROを起動し,携帯電話(F906i)を付属のケーブルで接続し, アドレス帳の読み込みなどを行おうとすると「携帯電話の電源が入っていません。…」 というメッセージが出ました。

ドライバをDoCoMo純正ドライバに更新しても同じです。
接続するUSBポートを別のところに変えても同じです。

インターネットで携快電話ZEROの接続時のトラブル報告を調べてみると,かなり頻繁に携帯電話と 接続できないということが起こっているようでした。
デバイスマネージャではドライバは正常に認識できています。

接続できない原因が不明のため,ソースネクストの安心サービスを利用することを前提にユーザ登録を行いました。ホームページでその方法を確認すると,まずメールや電話で サポートを受けることが必要であるため,サポートのページより症状を記載したメールを送りました。 翌日,サポートよりメールの返信がありました。

  • USBハブの使用
    ※USBハブを介さない状態にする
  • USBコードの再接続
    ※接触不良の確認?
  • ドライバの再インストール
    ※ドコモ純正ドライバの使用
  • 類似ソフトとの競合について
    ※ドコモdatalinkとの競合の可能性,競合ソフトをアンインストールする

それで解決しないなら症状を含めて報告してくださいという内容のメールが来ました。

その後…

自作機の方で携快電話ZEROと付属ドライバを再度インストールしました。
今度は管理者権限でソフトを起動しました。
通信接続で認証パスワードを要求する画面が出ました。0000を入力して,次に進もうとすると,通信エラーが出ます。
USBポートを変更すると,携帯電話の側でも暗証番号,認証パスワードを要求され,入力すると,アドレス帳などの携帯電話のデータをパソコンで読み込むことができました。

インストールトラブルが多発している携快電話ZEROの使用について,ドライバのインストール後にデバイスマネージャで正常に認識されている場合ですが,

  • 管理者ユーザ(Administrators)で携快電話ZEROを起動する。通常ユーザ(Users)ではこのソフトは利用できない。おそらく通信ポートの使用には管理者権限が必要であるためと考えられた。
  • 複数のUSBポートがあるパソコンでは接続するポートを適宜変更してみる。

上記以外でも使用できないトラブルが多発しているようなので,とても初心者が安心して購入できるソフトではないように思えました。


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